時の流れの羅針盤 日本時事評論
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2022年
日本時事評論第1984号 編集便りNo.395 2022/01/21
 オミクロン株の感染者が急増していますが、これまでの新型コロナウイルスと比べて潜伏期間は3日程度と短く、重症化率も低いことが分かっています。しかし、政府は感染者数を抑制する対策に重点を置き、感染症の分類を2類相当から季節性インフルエンザと同等に対応する5類へ変更することには消極的です。経済活動を維持しながら、医療崩壊を起こさず重症者に対応し、また他の病気の治療にも影響を与えないようにするためにも、5類への引き下げ実施は必須です。それでは紙面案内です。(田村)

1・2面 天録時評「公務員の行動規範の作成で信頼回復を
          聖徳太子の十七条憲法の精神を見倣え」

 わが国が経済衰退の危機にある中でのコロナ禍や、中国の核軍拡による安全保障上の脅威が高まるという内憂外患に対して、国会、政府、官僚が一体となり、国民の安心安全な生活、主権と平和を守らなければなりません。そのために必要なのは、公務を担う人々の使命感や責任感、そして相互信頼のために道徳心や倫理観を高めることです。天皇中心の中央集権国家の確立を目指した聖徳太子の佛法などに基づく十七条憲法を参考にして、公務員の行動規範を作成すべきです。

3面 天録時評 「余剰生乳の買取制度整備で酪農業を守れ
         生産者補助金創設で農業生産力拡大を」

 昨年末から年始にかけて生乳が大量廃棄される懸念が出ていました。しかし、政府は国民に消費を呼び掛けるだけで何の支援も行いませんでした。今回のような事態では、余剰生乳を政府が買い取り、直接貧困家庭などへ支給する制度を整えるべきです。同時に、農業生産力の拡大のために農産物の市場価格が一定の価格を下回った場合に、直接生産者への補助金を支給できる制度の創設も急がれます。

4面 天録時評 「非核三原則修正も辞さない国防論議を
         敵基地攻撃力保有では高まらない抑止力」

 国会で、ようやく敵基地攻撃能力の保有について議論が始まりそうですが、ミサイル技術の向上により、敵基地攻撃能力が抑止力向上に直結しなくなっています。限られた国防予算の中で抑止力を向上させるためには、核武装の論議も避けるべきではありません。わが国は中国の核ミサイルの前に裸同然の状態であり、非核三原則を始めとして一切のタブーを排して現実的に可能な国防論議を急ぐときです。

5面 天録時評 「利便性や効率性向上に預貯金口座と紐付けを
         マイナンバーの普及がデジタル化に不可欠」

 大地震などの緊急事態時における公的給付金の支給を速やかに、少ない経費で実施するためには、個人の預貯金口座とマイナンバーの紐付けが不可欠です。一方、マイナンバーによる所得の把握ができていれば、失業や病気などによる生活困窮者は申請しなくても給付金を受給することができます。デジタル化は行政手続きを利便化するばかりでなく、今後の産業の基盤となるものです。国民はマイナンバーカードの登録手続きを速やかに行うべきです。

6面 天録時評 「やさしい憲法改正講座②
         歴史や文化が欠如した憲法前文」

 憲法前文には、わが国の歴史や文化を踏まえた国家の姿がまったく記述されていません。わが国はどのような歴史、文化を積み重ね、どんな目標を掲げ、いかなる国を築いていこうとするのか。われわれ国民の手で、力強く、かつ明快な文脈で前文を再構成すべきです。

2面 巷  露  「オミクロンは自滅か」
6面 最新用語⑬ 「子供の健全育成を担う『こども家庭庁』」
7面 天録時評  「各国の南極基地の相互査察を急げ
          中国の軍事利用や資源開発を許すな」
   解  説  「イスラム教徒とイスラム社会の初歩⑧
          婚外交渉は男女を問わず厳罰
          男女不平等に女性からの異議が増加」
8面 日本の肖像㊾ 越中富山の薬売り(下)
         「藩主導型の売薬事業が
          明治の世に民営事業として蘇る」
          歴史家 鈴木旭


〈本文の全文(PDF)は1月28日に掲載予定です。〉
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日本時事評論第1983号 編集便りNo.394 2022/01/07
 明けましておめでとうございます。今年は、新型コロナ感染症で落ち込んだ経済の回復が大きな課題ですが、以前からの課題である憲法改正、安全保障政策の構築も急がれます。多くの国民は、生活に密着している物価の上昇や年金などの社会保障問題に目が行きがちですが、国民一人ひとりが自立し、国家を支えなければわが国は衰退するばかりです。『日本時事評論』では、国民が主権者として自立し、責任ある言動をするのに役立つ情報発信に一層努めてまいります。それでは紙面案内です。(田村)

1面 天録時評 「令和4年壬虎(みずのえとら)に因んで
         国防を忘れず自立心の涵養を
         世に役立つには責任と努力が大切」

 昨年より、中国共産党は覇権獲得を目指して、野望達成のために軍事力を増強しています。平和の維持のためには、わが国も国防を米国などに依存せず、自らの力を増強し、同盟国との信頼関係を強め、相互協力することが不可欠です。国民も国防を軽視せず、自立を忘れないようにしなければなりません。

2面 天録時評 「偽情報に軽挙妄動しない対応を
         さらに強まる中国共産党の偽情報工作」

 中国には、10万人のサイバー民兵が存在し、意図的に大衆を欺く偽情報工作が巧妙化しています。わが国などの言論の自由が保障された民主的な社会ほど、深刻な影響を受けてしまいます。政府は、各国と連携して対策の強化を急ぐ必要があります。国民一人ひとりにも、重要な情報ほど確認し、軽はずみに何も考えずに行動(軽挙妄動)しない対応が求められます。

3面 天録時評 「やさしい憲法改正講座①
         欠陥の多い日本国憲法」

 日本国憲法は、制定以来一度も改正されておらず、時代に合わなくなってきています。国防や緊急時の条項がないなど欠陥も数多くあります。国際情勢が大きく変化する中、国民の生命と安全を守っていくためにも憲法改正が不可欠です。憲法改正の必要性について分かりやすく解説していきます。

4面 天録時評 「公金への依存心の払拭を
         活力ある社会に自立心が不可欠」

 活力がある社会は、自立心や独立心に富む国民が支え手です。一方、最近では様々な公的支援制度が拡充され、公への依存心が高まっています。これでは高齢化、少子化が進むわが国は衰退の道を辿らざるを得ません。まずは、社会の構成員としての責任感を涵養するために、地域の担い手として地域づくり活動に参加させる制度が必要です。

5面 天録時評 「政府主導で水道管の更新と耐震化を急げ
         水道料金値上げで工事費用の確保を」

 高度経済成長期に整備された水道管が、法定耐用年数を超えて腐食し、地震などで破損し、水漏れが多発しています。われわれの生活に不可欠な水を安全で安定的に供給するためには水道管の更新と耐震化工事が急務です。しかし、自治体の水道料金収入は減り、整備費用は不足しており、水道管の更新、耐震化は進んでいません。自治体任せにするのではなく、政府主導で水道料金の値上げを促進する制度を整備し、水道管の更新、耐震化を進めるべきです。

2面 巷  露  「発信力の強化元年に」
5面 最新用語⑫ 「各国が重視する『経済安全保障』」
6面 天録時評  「世界各国が一斉に台湾の国家承認を
          中国による武力併合を防止する唯一の手段」
7面 天録時評  「法的な性別変更には医学的手続きを
          性自認 十分な議論と国民の理解が必要」
   解  説  「イスラム教徒とイスラム社会の初歩⑦
          9歳の少女の婚姻を容認」
8面 日本の肖像㊽ 越中富山の薬売り(中)
         「藩主自ら他藩での売薬承認を獲得
          行商地域の全国拡大を図る」
          歴史家 鈴木旭


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