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「日本時事評論」編集便り No.332      2019/05/17 
 ゴールデンウイークに母が一人で住んでいる実家に帰省した時、近所の空き家が取り壊されている現場を見ました。母から「近所も住む人がいなくなり、どんどん空き家が増えている。私がいなくなった時、わが家をどうするか考えないといけないよ」と言われ、今号で取り上げた空き家対策も、まさに「自分事」として捉えなければならない現実を突きつけられました。自治体が出している空き家ガイドブック等を読み、家族と対策を話し合ってみたいと思います。それでは紙面案内です。(田村)

1面 天録時評 「終活の一つに住宅の終末の考慮を 
         負の遺産である空き家の増加防止が急務」

 わが国は住宅過剰社会であるにもかかわらず新築住宅が増加しています。そのため、過疎地だけでなく都市部の駅近くでも有効利用されないまま放置されている空き家が増えるなど、全国の空き家の問題が深刻化しています。人口減少社会を迎える中で、住みよい都市づくり、効率的な行政サービスの維持のためには、市街化区域外での住宅建設の抑制や都市部中心の不動産の有効利用の促進などのために、税制や不動産登記なども含めた住宅政策の転換が急務です。

2面 天録時評 「国防への無理解、軽視が不手際を招く
         防衛省は隊員の命を優先し処遇の改善を 」

 開設したばかりの宮古島の駐屯地からミサイルなどを撤去するという重大な不手際を招いたのは、政府・与党の国防への無理解、軽視の結果です。また、自衛隊に対する十分な処遇を行わず、人を大事にしないばかりか、隊員の生命を守る取り組みも政府、防衛省に欠けています。これでは、優秀な隊員の確保は困難です。人命尊重を優先した自衛隊にするために、隊員の処遇の抜本的見直しを急ぐべきです。

3面 天録時評 「台湾との安保協議の開始を急げ
         日米で協力して中国の武力併合を許すな」

 台湾国民の意向に反した中国による武力併合を防止することは、わが国の国益や国際社会の中で存在価値を問われる重要な課題です。蔡英文総統からの呼びかけに応えて、安保協議や国防当局同士の情報交換の場などの設置を急ぐ必要があります。中国の報復があろうとも、わが国は米国をはじめ自由や民主の価値を共有する国々と共に、台湾の武力併合は許さないとの姿勢を毅然として示すべきです。

4・5面 インタビュー 高市早苗氏
   「サイバー攻撃対策に当事者意識を 国民生活向上にも必須」
    衆議院議員・自由民主党サイバーセキュリティ対策本部長

 インターネット技術が進歩し、子供からお年寄りまで多くの国民が便利な生活を営んでいます。その一方で、個人や企業のパソコンなどにウイルスを送ったり不正にアクセスをするサーバー攻撃によって、金銭や情報を奪われるなどの被害に遭う事件も増えており、サイバーセキュリティが急務となっています。そこで、著書『サイバー攻撃から暮らしを守れ!』を出版した、自民党サイバーセキュリティ対策本部長の高市早苗衆議院議員に、サーバー攻撃に対するわが国の課題などについて聞きました。

7面 天録時評 「学び舎の歴史教科書を斬る⑨
         関東大震災 災害より虐殺を強調する記述」

 関東大震災について、学び舎の中学校歴史教科書では、朝鮮人の殺害ばかりを記述しています。しかし、関東大震災は、災害列島日本に生きる若者が、大規模災害に対処する術を学ぶよい教材でもあります。先人の関東大震災時の復興への取り組みや努力こそ、しっかり記述すべきです。

2面 巷  露  「選抜試験よりも資格試験を」
3面 草木片241「じゃけついばら/蛇結茨」
6面        若い先生たちへ 教育再生に科学の風を③
         「科学的根拠なき教育界の定説」
          元徳島県公立中学校校長・川内時男
7面 投  稿  「小さな種子の物語」㉔
8面 吉原恒雄拓殖大学元教授の国際社会を見る目291
         「外交面で失政続きの文政権
         『クーデター』で国外亡命も」


〈本文の全文(PDF)は5月24日に掲載予定です。〉
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