時の流れの羅針盤 日本時事評論
「日本時事評論」編集便り No.472      2025/04/04 
 先月25日、大阪高裁は、同性婚を認めていない現行の民法や戸籍法の規定について「違憲」との判断を示しました。その際、憲法24条の趣旨は明治民法と決別することにあり、同性婚を排除するものではなく、婚姻は互いに求め合う人にとって「幸福追求のための重要な選択肢」と位置づけました。こうした判決を受けて同性婚を法制化すれば、今後も「幸福追求」の名のもとに一夫多妻、親族兄弟による結婚など多様な結婚の形をすべて認めざるを得なくなるおそれさえないとは言えません。現在の婚姻制度を崩しかねない同性婚は法制化すべきではありません。それでは紙面案内です。(田村)

1・2面 天録時評「自衛官の答弁を認め、文民統制の重責果たせ
       国会議員は国家安寧を守るための高い見識が必須」

 わが国が大きな恩恵を受けてきた国際秩序が失われ、世界は混迷を深めています。国防、外交政策だけでなくエネルギーや食料などの安全保障政策の舵取りの重要性が増しています。国際潮流を読み、わが国の進路を誤らないためには、国会議員は重責を自覚し、見識を高めなければなりません。なかでも文民統制を実効あるものにするためには、自衛官に国会答弁をさせないという悪しき慣例を廃止し、国民の負託に応える真摯な安保論議を行うべきです。

3面 天録時評 「パチンコや公営賭博のテレビCM禁止を
         違法と認識せず興じるオンラインカジノ」

 わが国では違法であるオンラインカジノに興じ、検挙される人が増加しています。その要因の一つは、オンラインカジノが違法であるという認識不足にあると言われていますが、パチンコの換金や、競馬や競輪などの公営ギャンブルが堂々と行われている環境では、罪悪感や警戒感が薄れるのも当然と言えます。賭博による犯罪行為やギャンブル依存症患者を抑制するには、オンラインカジノの摘発強化だけでなく、賭博を奨励するパチンコや公営ギャンブルのテレビCMの禁止こそ最優先で取り組むべきです。

4・5面 国民集会レポート 3月12日
        「家族と子供を守るために夫婦同姓の維持を
        『旧姓の通称使用』の法制化を求める国民集会」

 3月12日、日本社会の根幹に関わる夫婦の氏(姓)の在り方について考える国民集会が衆議院第1議員会館で開催されました。自民党をはじめ、日本維新の会、参政党、日本保守党から代理を含めて75人の国会議員が参加しました。「同姓の原則を堅持しつつ、社会生活上の不便不利益の解消」「『旧姓の通称使用法』(仮称)を制定」を求める要望書を採決しました。

6面 地域便り 3月1日、笠松小で
        「20年目を迎えた岐阜県道徳教育奨励賞
       地域とともに道徳教育を進める素晴らしさを実感」

 岐阜県内で「心の通う子を育てる道徳教育の実践」を進める学校を激励する岐阜県道徳教育奨励賞受賞式が、今年で20年目を迎えました。今年度は27校の応募があり、笠松町立笠松小学校が最優秀賞として選ばれました。20周年という節目の年を迎え、令和7年3月1日(土)に過去最多の参加実績のある笠松小学校を会場に、全学年全クラス一斉の道徳公開授業及び表彰式が実施されました。

2面 巷  露 「怖いスマホ依存」
7面       小児科医の視点① 
        「子供と家族を日本のまんなかに」当堂游
         役立つ最新用語84
        「高放射線量下でも作動する
        『ダイヤモンド半導体』」
8面       太平通信①
        「国民皆保険を考える」
         著述家 拝太平

〈本文の全文(PDF)は4月11日に掲載予定です。〉
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