時の流れの羅針盤 日本時事評論
「日本時事評論」編集便り No.481      2025/08/15 
 今年の夏は、40度を超える気温を観測することも多く、例年以上に酷暑となっています。熱帯夜が続き、寝苦しく睡眠不足になりがちです。睡眠不足は熱中症などの心身の不調を招きます。そうならないためにも夜通し冷房を付けて快適な睡眠環境を整えることも必要です。私たちの暮らしを守り、経済を発展させるためには、電気の安定供給は欠かせません。スペインのように大規模停電を引き起こしたのでは、国民は安心して酷暑を乗り切ることはできません。安定供給確保のためにも、政府は既存の原子力発電所の再稼働はもちろん新設も推進すべきです。それでは紙面案内です。(田村)

1.2面 天録時評 「三度目の被爆を避ける安保戦略を
          核抑止力向上に最善の方途を求めよ」

 わが国は法的にも現実的にも独自の核武装はできないと思い込み、思考停止している国会議員が多数います。中、露、北朝鮮は核軍拡に邁進し、迎撃不可能な極超音速ミサイルが実戦配備され、核の脅威は高まるばかりです。わが国が核の脅威に対し、核抑止に正面から向き合うことが政府に突き付けられた安全保障上の重要課題です。被爆国だから核武装は許されないという自虐的な思考を払拭し、核抑止力を高めるための最善策を求める議論が急務です。

3面 天録時評 「参院選を振り返る
         国民は保守的な政策を望んでいる
         自民党はリベラル思考の見直しを」

 この度の参院選挙で、自民・公明の与党は大幅に議席を減らし、野党第一党の立憲民主党はほぼ現状維持、代わりに参政党や国民民主党が大きく躍進しました。この選挙結果でむしろはっきり言えることは、国民は保守的な政策を望んでいるということです。それに応えるためには、自民党が保守政党として自ら覚醒をすることこそ急がれます。

4面 講演録  「スペイン大停電の教訓 再エネ
         主力電源化に新たな障壁」

 4月28日正午過ぎにスペインとポルトガルで大規模停電が起きました。マドリードやバルセロナなど主要都市を含む広範囲で電力供給が途絶え、交通網や通信網が機能不全となり、復旧は翌日までかかりました。両国は、全電源に占める再生可能エネルギーの割合が高いのが特徴です。電圧制御の失敗が主たる原因とされ、改めて再エネの主力電源化の困難さを示しています。

7面 天録時評 「教員の働き方改革
         地域専門人材の活用充実を
         ICTやプログラミングの
         教育導入で教員の負担が増加」

 わが国の学校では、教員の長時間労働などが問題になり、業務改善をはじめとする働き方改革が行われています。一方で、ICT(情報通信技術)教育やプログラミング教育など、新たな教育施策次から次へと導入されており、教員の負担減はなかなか実現しないのが現状です。せっかく導入した技術や施策が教員の負担を増大させたのでは、働き方改革に逆行してしまいます。地域の専門人材による支援体制を充実させることが必要です。

2面 巷  露 「『相互関税』の訳は不適切」
5面 天禄時評 「柏崎刈羽原子力の再稼働を
         新潟県知事の早期同意を望む」
         コラム「震災時、住民の避難所と
         なった女川原子力発電所」
6面 小児科医の視点⑤
        「早寝早起き朝ごはん」当堂游
   役立つ最新用語90
        「運送業務の効率化につながる
        『デジタルアドレス』」
8面 日本の肖像134 岩崎弥太郎(中)
        「時代の波に乗り、明治政府と共に
         ハンドルを握り、アクセルを踏み続ける」
         歴史家 鈴木旭

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