時の流れの羅針盤 日本時事評論
「日本時事評論」編集便り No.501      2026/06/19 
 この頃、日教組による辺野古事故の文科省の違反認定は「教育への不当な介入」と主張するニュースをよく目にします。しかし、共産党や旧社会党系の政党を支持する日教組の教員は「安保反対、自衛隊反対、天皇制反対」という授業を長年熱心にやってきています。こうした一方的な政治的価値観の植え付けこそ、違法な政治教育です。日教組や野党が「不当な教育への介入」として是正させなかったことが辺野古の事故を招いたとも言えるでしょう。それでは紙面案内です。(田村))

1面 天録時評「電力不足を招くエネルギー基本計画
       電力供給確保と次世代炉の絞り込み決定を」

  経産省が現行エネルギー基本計画の「2040年度に原子力2割」に向け、40年代までに2~5基、50年代までに11~14基を建設する数値目標を初めて示したことは画期的です。しかし、現実は30年代半ばには深刻な電力不足が懸念され、既設炉の徹底活用は待ったなしです。同時に、限られた予算や人材を浪費せぬよう、次世代革新炉の商用化の可能性を厳格に評価し、真に社会実装できる技術へメリハリをつけて予算と人材を集中投入する決断が今求められています。

2面 天録時評「政治的中立を逸脱した政治教育を許すな
        自衛権をも否定する平和主義の見直しを

 辺野古沖の小型船転覆事故で修学旅行中の生徒が死亡した事件を巡り、同志社国際高校の学習内容が教育基本法に違反するとの文科省の是正について「委縮させる」と批判が上がっていますが、政治的中立を逸脱した教育こそ改めて然るべきです。自衛すらも否定する平和主義に基づく平和教育では、わが国の平和や主権は守れず、軍隊を悪とするような平和主義そのものの見直しが必要です。

4・5面 インタビュー「日本の水産業をいかに守り、育てるか
       資源管理と捕鯨から見据える海洋立国の未来」
       参議院議員 江島潔氏

 日本の水産業は大きな転換期にあります。漁獲技術の飛躍的な進歩により資源を獲り尽くしかねないことから、国際社会では科学的根拠に基づく厳格な「資源管理」を進めていますが、わが国の対応は遅れて資源の枯渇を招いています。一方、国民のたんぱく源確保のためにも「捕鯨」が重要とし、わが国は非科学的な政治圧力の強い国際捕鯨委員会(IWC)から脱退して、科学的データに基づき独自の捕獲枠の上限を設定し捕鯨を行っています。そこで、参議院議員の江島潔氏に海洋立国・日本の歩むべき方向性を聞きました。

6面 天録時評「外国人問題 共生に向けた道筋に理解が必要
     政府は実態に即した体系的な移民政策を」

 外国人労働者の増加で全国各地で生活習慣の違いや文化摩擦が表面化し、不安の声が広がっています。一方、様々な分野で労働不足に直面し、経済発展のためにも外国人人材の活用は避けて通れません。従って、政府や自治体が取り組んでいる秩序ある共生に向けた対策を国民は理解し、行動することも必要です。また、政府は外国人労働者を移民として認め、長期的な視点で移民政策を行うべきです。

2面 巷  露「『平和』が当たり前ではない」
3面 天録時評「『天皇』についての基礎講座②
   祝日に込められた『祈り』――宮中祭祀と日本人の暮らし
7面 天録時評「阿部氏逮捕事件 警察・司法行政の透明化を
     家族関係再構築の対応策が急務
     /役立つ最新用語100「事前災害時の避難指針
     『防災気象情報』を改正」
8面 日本の肖像 154 三木武吉(中)
        「自由主義政党人として進路を開き、
         鳩山一郎と運命の出会いを果たす」
         歴史家 鈴木旭

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