時の流れの羅針盤 日本時事評論
過去の新聞・記事
過去に発行した日本時事評論のバックナンバー(PDF)と、編集便りをご覧いただけます。
2019年
日本時事評論第1916号 編集便りNo.328 2019/03/15
 政府は親の体罰禁止を盛り込んだ児童虐待法の改正案を今国会に提出し、成立させる方針を打ち出しました。親による「しつけ」と称した暴力によって子供の尊い命が失われることがあってはなりません。しかし、子育ては大変で、言うことを聞かないわが子にイライラし、つい手を出したり、感情的に暴言を吐いたりしてしまうことはあります。そうした親が「ダメな親」と自己否定に陥らないようにするためにも、親学やカウンセリング等の相談体制の充実が求められます。それでは紙面案内です。(田村)

1面 天録時評 「未婚の増加で出生数が大幅に減少
         結婚と家族形成への公的支援を急げ」

 出生数が予想を上回るペースで減少しています。結婚して子供を持ちたいにもかかわらず実現できない人が増えることは、人口減少の問題だけでなく、生き甲斐ある生活や充実した人生の実現を阻害し、社会の不安定化につながります。政府は、早急に結婚や家族形成への支援策を拡充し、社会全体で取り組むべきです。

2面 天録時評 「反グローバル運動に踊らされるな
         グローバル化により拡大した歪みの是正を 」

 人、モノ、カネが国境を超えて行き交うグローバル化が世界の経済を発展させてきましたが、富の集中や環境破壊といった大きな歪みが反グローバル運動を拡大させています。しかし、対立的に捉えたのでは闘争が激化し、社会は混乱するだけです。各国政府は強調して、拡大した歪みの是正のため、国境を越えた企業活動への課税制度や世界共通の環境規制の構築などに知恵を結集すべきです。

3面 天録時評 「政治生命を狙った朝日新聞の『テロ』
         悪意に満ちた無責任報道が横行」

 朝日新聞がまたまたお粗末な社説を掲載しました。安倍政権を倒したい朝日新聞はあら探しに熱心ですが、桜田五輪相批判は悪意に満ちた誹謗、中傷です。朝日新聞だけでなくテレビ局も、無責任な報道が増えています。アルバイトのイタズラを「バイトテロ」などと、さも重大事件のように大きく報道しています。世の中を混乱させるような無責任報道こそ「報道テロ」です。

4・5面 インタビュー「ともに自立し楽しく生きていける社会を
            心理劇で発達障害者の社会性を育む」
 前熊本大学教育学部附属教育実践総合センター教授 高原朗子氏

 自閉症など発達障害を持つ人が、学校や会社の同僚にもおり、適切な対応が求められています。周囲の人々が発達障害について理解し、支援していくことが不可欠です。そこで、発達障害の支援について研究や実践活動をしている高原朗子氏に、発達障害の特性や支援のあり方などについて聞きました。

6面 天録時評 「小中学校でのスマホ持ち込みを解禁するな
         管理が難しく授業崩壊やいじめの懸念も」

 文科省が、公立小中学校での携帯電話やスマホの持ち込みを原則禁止としていた平成21年1月の文科省通知を見直す方針を打ち出しました。しかし、認めれば、学校現場では詳細な規則の設定やきめ細かな指導方法などを徹底しなければならなくなり、対応や管理で負担は大きくなります。遠距離通学の子供などへの特別な許可制にして、一律の持ち込みを認めるべきではありません。

2面 巷  露  「リスクのない儲け話はない」
3面 草木片237「ひめにら/姫韮」
6面 天録時評  「依存症対策に直ちに取り組め
          カジノやパチンコ店に費用負担を」
7面 天録時評  「学び舎の歴史教科書を斬る⑤
          歴史的意義を無視する日露戦争記述」
   投  稿  「小さな種子の物語」⑳
8面 吉原恒雄拓殖大学元教授の国際社会を見る目287
         「ベネズエラ内紛の背後にある中露の思惑
          石油権益の確保を目指す中国」


※皆様のご意見・情報提供(教育現場の声、地域の話題など)を編集部までお寄せください!!
日本時事評論第1915号 編集便りNo.327 2019/03/01
 セブンイレブンのアルバイト店員が口に入れた商品を吐き出す動画を投稿するなど、飲食店やコンビニの従業員によるSNSを利用した不適切動画の投稿が問題になっています。この問題で、損害賠償などの法的措置を検討する会社も出てきているようです。しかし、一度の失敗で大きな負債を負わせるというのも考えものです。イタズラを殊更に大きく取り上げるテレビ局などの報道姿勢こそ問題のように思います。いつの時代にも若者は悪意のない、あるいは無知によるイタズラをするものです。これを防ぐためには、家庭でのしつけが大事だと改めて感じます。それでは紙面案内です。(田村)

1面 天録時評 「自治体は自衛隊と緊密な協力体制を
         深刻な自衛官不足で訓練にも支障」

 自衛隊は、中核となる若い自衛官の確保に苦労し、深刻な人手不足に陥り、防衛省は採用年齢の上限を引き上げざるを得なくなっています。しかし、都道府県や市町村のうち約六割が募集事務の協力に消極的で、住民との交流イベントの参加を拒否している自治体もあります。住民の命を守るためにも、自治体は自衛隊との協力関係を密にすべきです。

2面 天録時評 「深刻化する中朝の核ミサイル脅威
         軍縮条約に向け非核三原則の見直しも 」

 中距離核戦力(INF)全廃条約の廃棄が決まりました。すべての国を対象とする核ミサイルの軍縮条約に向けての協議が必要です。そのためには、一時的にわが国にも核ミサイルの配備をすることも検討すべきです。非核三原則に固執しない安全保障議論を急ぐべきです。

3面 天録時評 「国連を利用して人権問題にするな
         組体操の事故防止に取り組め」

 学校の運動会で行っている組体操が、国連の「児童の権利」委員会による対日審査の審査対象になりました。これは、日本の人権団体が10段ピラミッドなど組体操の巨大化の問題を、傷害から子供を守るという人権問題にすり替えて、国連を利用して組体操を運動会から排除しようとする意図があるのは明らかです。国内の学校の問題に国連機関が干渉することを認めるべきではありません。

4・5面 地域だより「『建国記念の日』特集
           先人の努力を受け継ぎ新時代へつなげ
           各地で天皇陛下御即位三十年を祝う行事」

 皇紀2679年にあたる平成31年2月11日、全国各地で奉祝パレードや記念式典が行われ、参加した国民こぞって『建国記念の日』を祝いました。記念式典に続いて、平成最後の『建国記念の日』に因み、天皇陛下御即位30年を祝う講演や和太鼓演奏や神楽奉納などが行われました。

7面 天録時評 「学び舎の歴史教科書を斬る④
         韓国の歴史教科書のような日清戦争記述」

 日清戦争の背景には、ロシアの南下政策など欧米列強の東アジア侵略があります。しかし、学び舎の中学校歴史教科書は、こうした背景を記述せず、朝鮮を舞台に日本が清と戦い、朝鮮を侵略したかのような印象を与える記述になっています。これでは、アジアの近代化などにわが国が果たした役割は学べず、わが国の歴史に誇りを持つ子供は育めません。

2面 巷  露  「テレビの怖さを警戒」
3面 草木片236「どんぐりの芽生え」
6面 投  稿  「原子力の平和利用に向けた取り組み(9)
          脅威を増すサイバーテロへの対応策を強化
          日本核物質管理学会事務局長 岩本友則」
7面 投  稿  「小さな種子の物語」⑲
8面 吉原恒雄拓殖大学元教授の国際社会を見る目286
         「自衛隊は国際法上の軍隊
          防衛機能を持たない国は国家にあらず」


※皆様のご意見・情報提供(教育現場の声、地域の話題など)を編集部までお寄せください!!
日本時事評論第1914号 編集便りNo.326 2019/02/15
 昨年からの徴用工の賠償請求問題で、韓国は虚偽の歴史を持ち出して「日本は過去の歴史に謙虚になるべき」と主張しています。また、わが国にも韓国の主張に同調する人たちがいます。私たちは、徴用工に関する正しい歴史を知り、韓国に正しく説明できるようにしなければなりません。しかし、学び舎の教科書ようにわが国の否定的部分のみ強調したのでは国を愛する心は養えません。こんな教科書が合格する検定を是正し、近隣諸国条項も廃止してほしいものです。それでは紙面案内です。(田村)

1面 天録時評 「ヤミ専従の横行は労使の癒着が原因
         議会は組合への違法な便宜供与を許すな」

 神戸市で長年のヤミ専従が発覚しました。かつて、勤務時間中の組合活動が当然の権利のような労組全盛時代がありましたが、不法、違法行為の摘発や給与返還がされているにもかかわらず、平成になっても中央省庁や地方自治体などでヤミ専従が後を絶ちません。神戸市の問題も氷山の一角と見るべきで、労使の癒着こそが原因です。組合への不当、違法な便宜供与を一切許してはなりません。

2面 天録時評 「金銭的欲望に負ければ身を滅ぼす
         会社を私物化し晩節を汚したゴーン容疑者 」

 金銭的欲望に支配されやすいのが人間です。金銭に執着すれば、道を踏み外してしまいます。日産の元会長のゴーン容疑者の事件は、権力を持つ人ほど「公私の別」を明確にしなければ、金銭的欲望に負けてしまうことを教えています。

3面 天録時評 「命を守る『自助・共助』の備えを
         災害多発列島 大規模災害では公助にも限界」

 最近では、毎年、国内のどこかで甚大な自然災害が発生しています。昨年も、草津白根山の噴火、大阪府北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震が発生しました。自然の凶暴化と言いたくなるような相次ぐ自然災害ですが、日本国土はもともと災害に対して脆弱です。災害に強い強靭な国土建設を目指すとともに、国民は自分や家族の命を自ら守る自助と地域ぐるみの共助の備えを心掛けるべきです。

4・5面インタビュー「歴史の捏造や悪用を許さないために
           慰安婦や徴用工の歴史を学び毅然と対応を」
           歴史認識問題研究会会長・西岡力氏

 韓国が徴用工の賠償請求を不当に蒸し返し、あるいは世界各国に慰安婦像を建て、中国が南京事件や慰安婦問題の歴史を捏造するなど、歴史問題をわが国への攻撃材料にしています。これを打開するには、歴史を日本人自身が正しく知り、毅然と対応できるようにしなければなりません。そこで今回、『歴史認識問題研究会』の西岡力会長に、慰安婦や徴用工の事実、歴史問題が外交問題に利用されてしまう理由、わが国の今後の対応のあり方などについて聞きました。

◇お知らせ◇ 『日本時事評論』の題字下に
       公式ウェブサイト案内の『QRコード』を掲載

 今号より、スマートフォンや携帯電話のバーコードリーダーから『日本時事評論公式ウェブサイト』に簡単にアクセスできる「QRコード」を掲載することになりました。公式ウェブサイトでは、過去の記事の閲覧だけでなく、購読の申し込み、弊社発行の『湧泉』や『教育直言』『明治維新とは何だったのか』などの書籍の購入もできます。どうぞご利用ください。

2面 巷  露  「ケガ防止に科学の力を」
3面 草木片235「なつふじ/夏藤」
6面 天録時評  「大学教育 社会が求める人材育成を
          第27回放射線利用総合シンポジウムから」
7面 天録時評  「学び舎の歴史教科書を斬る③
          元寇と朝鮮出兵での不当な扱い(下)
   投  稿  「小さな種子の物語」⑱
8面 吉原恒雄拓殖大学元教授の国際社会を見る目285
         「理論的には正しい仏大統領の経済政策
          黄色いベスト運動
          現実に広がる貧富の差に抗議」


※皆様のご意見・情報提供(教育現場の声、地域の話題など)を編集部までお寄せください!!
日本時事評論第1913号 編集便りNo.325 2019/02/01
 アメリカやフランスなどでは、建国記念にあたる日に、国を挙げて打ち上げ花火やパレードなどで盛大に祝います。しかし、わが国の「建国記念の日」では、国が主催の祝賀パレードや式典は行われず、逆に「皇国史観と軍国主義を押し付ける日」として反対集会が行われ、テレビで報じられる有様です。国があるからこそ、言論の自由など様々な権利が保障され、平和で豊かな暮らしができています。そのことに感謝し、国民みんなで建国を祝いたいものです。それでは紙面案内です。(田村)

1面 天録時評 「祖国の歴史を共有し国家意識の涵養を
         古代からの合議制を継承した立憲民主国家」

 現在に生きるわれわれは、日本国民というだけで、先人が血や汗を流して営々として築いてきた政治制度、文化、社会インフラなど多くの様々な資産を受け継ぐ権利を行使し、豊かな生活を享受しています。それだけに、これらをさらに良いものにして未来の国民に引き渡す責任があります。よりよい社会へ発展させるためには、先人への感謝と子孫への責任の心が最も大切です。その心を養い、国民の国家意識を育むためにも、建国記念の日を国民こぞって祝わなければなりません。

2面 天録時評 「沖縄県 県民投票5億円余の無駄遣い
         辺野古移転反対は住民の命を軽視!!」

 普天間基地(沖縄県宜野湾市)の辺野古への移転阻止活動は、基地周辺の住民の生命を軽視し、基地負担の軽減にも逆行しています。基地移転と切り離して、埋め立てだけの是非を問う県民投票は無意味です。辺野古移転に反対するのであれば、正当な理由と具体的な代替案を示すべきです。

3面 天録時評 「大嘗祭は国家の安寧のための祭祀
         国家の重要な行事に公費支出は当然だ」

 皇位継承に伴う伝統的儀式である大嘗祭は、天皇一代に一度限りの重要な祭儀で、祭祀者としての地位の継承を行うとされています。神佛に国家の安寧や五穀豊穣を祈念することこそ「国家統合の象徴」たる天皇の重要な役割です。豊かで平和な国にするためにも、大嘗祭は国家的な行事として公費で執り行うべきです。また。国民の理解を深め、関心を広めるために大嘗宮の長期間の公開も不可欠です。

4面 天録時評 「捕鯨で水産資源の適正管理が不可欠
         クジラの過剰保護が海の生態系を乱す」

 クジラだけを過剰に保護することは、海洋生態系を破壊してしまいます。海洋生態系を維持しながら人類の貴重な食料源の水産資源を持続的に利用するためには、一定数の捕鯨は不可欠です。わが国は、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退し、南氷洋などでの調査捕鯨はできませんが、目視によるクジラ調査を継続し、過剰なクジラの保護を是正し、科学的な管理を実現しなければなりません。

6面 天録時評 「日台交流の緊密化に台湾関係法の制定を
         わが国にとって死活的に重要な国」

 わが国にとって、最も重要で信頼できる隣国が台湾です。台湾との交流をさらに発展させ、緊密化することが必要です。台湾が中国により武力や強制によって併合されることを防ぐためにも、様々な日台間の協定に法律的な裏付けを与え、日台交流を安定、強化しなければなりません。そのためには米国と同様に台湾関係法を成立させることが必要です。

2面 巷  露  「日露戦争の意義」
3面 草木片234「とうげしば/峠芝」
5面 投  稿  「原子力の平和利用に向けた取り組み(8)
          核テロ対策では世界の優等生に」
          日本核物質管理学会事務局長・岩本友則
7面 天録時評  「学び舎の歴史教科書を斬る②
          元寇と朝鮮出兵での不当な扱い(上)
   投  稿  「小さな種子の物語」⑰
8面 吉原恒雄拓殖大学元教授の国際社会を見る目284
         「米国がNATO脱退の可能性も
          同盟は建国の精神に反する!?」


※皆様のご意見・情報提供(教育現場の声、地域の話題など)を編集部までお寄せください!!
日本時事評論第1912号 編集便りNo.324 2019/01/18
 普天間基地の辺野古沖移設計画をめぐり、ホワイトハウスの請願サイトでは「サンゴの破壊を阻止する」と移設反対署名が行われ、モデルのローラ氏など有名人も署名しています。しかし、基地移設のための埋め立て工事はサンゴの保護にも配慮しています。普天間基地周辺の住民の危険除去と沖縄の基地負担の軽減のためには、現時点では辺野古への移転以外の方法はありません。辺野古への移転に反対するのであれば、具体的な代替案を示すべきです。それでは紙面案内です。(田村)

1面 天録時評 「国会での『空母』違憲論争は時間の浪費
         平和と安全のための国家戦略こそ重要」

 今月下旬に召集される国会では、護衛艦『いずも』の空母化について議論されますが、合憲か違憲かを論議するのは時間の浪費です。わが国の安全保障戦略、作戦構想が示され、その中でどのように『いずも』が運用されるのかを明らかにすることが国会の役目です。また、深刻な隊員不足など、自衛隊が抱えている様々な課題も明らかにして、国民の国防への意識向上を図るべきです。

2面 天録時評 「国家の安全に係る特許は非公開に
         欧米同様の秘密特許制度の導入を急げ」

 技術は急速に進歩しており、民生用の技術でも他国やテロ集団に軍事用に転用されれば、国家の安全を害する恐れがあるものも増えています。しかも、特許出願すれば必ず公開され、その拡散を防止する方法はありません。このため、多くの国には特許の非公開制度があります。技術先進国で、安全保障に関わる特許の非公開制度を持たないのはわが国だけです。早急に制度整備に着手すべきです。

3面 天録時評 「科学的なデータに基づく漁獲枠設定を
         資源の回復なくして漁業の復活はない」

 70年ぶりに漁業法が改正され、資源回復を目指して「最大持続生産量」の導入や個別の漁船ごとに漁獲枠を割り当てる方式に転換するなど、乱獲防止や資源確保のための漁獲規制強化に乗り出しました。しかし、漁業再生のための具体的な道筋は曖昧で、今後の漁業をどのような形にするかという漁業像も不明瞭です。政府は、法改正が名ばかりにならないように、法の運用体制も整えるべきです。

4面 天録時評 「国民を誤解させ政治不信を招く野党
         節度のない政権攻撃は民主主義を破壊する」

 国会は唯一の立法権を持つ国権の最高機関ですが、昨年末の水道法改正案の審議では、安倍政権攻撃が目的で政府与党の信頼を低下させるために国民が誤解するような質問が繰り返されました。国会の権威や信頼を失墜させることは、議会制民主主義を危うくします。国会では、侮蔑や人格否定の発言は慎み、寛容と節度の精神を持ち、建設的な議論を交わさなければ、国民の政治不信は高まるばかりです。

5面 天録時評 「野生動物の被害防止に人材育成が必須
         耕作放棄地の減少や有効利用で緩衝地帯確保を」

 野生動物による農業被害や生活被害、土石流の原因となる土壌流出などの被害が深刻化し、野生動物との共存を目指した管理が課題となっています。しかし、管理に必要な専門知識や技術を有する人材は不足し、野生動物の捕獲も進みません。人材育成と共に、人と動物との緩衝地帯を設定するために、耕作放棄地の減少や森林の育成が必要であり、土地の有効利用に取り組むべきです。

2面 巷  露  「予算不足が心配」
3面 草木片233「枯れ葉上の生物」
6面 天録時評  「子供の急な変化を見逃すな
          親の愛着形成がいじめを防ぐ」
7面 天録時評  「学び舎の歴史教科書を斬る①
          朝鮮の歴史教科書のような『倭寇』記述」
   投  稿  「小さな種子の物語」⑮
8面 吉原恒雄拓殖大学元教授の国際社会を見る目283
         「看過できない火器管制レーダーの照射
          明治以来わが国を悩ませる朝鮮半島」


※皆様のご意見・情報提供(教育現場の声、地域の話題など)を編集部までお寄せください!!
日本時事評論第1911号 編集便りNo.323 2019/01/04
 明けましておめでとうございます。2019年は、天皇即位と改元、参議院選挙、消費税の10%への引き上げなど、重要な政治日程が目白押しです。同時に、安全保障や少子高齢化対策、膨らむ社会保障費、外国人労働者の受け入れなど喫緊かつ難解な問題も残っています。憲法改正も実現に向けて取り組まなくてはなりません。様々な課題が山積する中『日本時事評論』は、「時の流れの羅針盤」としての使命を果たすべく、充実した紙面作りに一層精進してまいります。今年も、皆様方のご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。それでは紙面案内です。(田村)

1面 天録時評 「平成31年己亥に因んで
         新たな御世の始まりに国を守る強い気概を示せ」

 平成31年の干支は「亥」で、動物は「猪」にあてます。「猪」には「猪見て矢を引く」という諺があります。これは、事が起こってからでは遅いという意味です。国家の平和や国民の安全を守る国防は、一朝一夕には整えることはできません。今や防衛領域は、宇宙からサイバー空間まで拡大し、軍事技術の進歩も急速で新たな訓練も必要です。国民自身が国を守る強い気概を示すことが求められます。

2・3面 天録時評「国際情勢の不安定化で
             国防力強化は待ったなし」

 中国の軍事活動が西太平洋まで拡大し、米国は内向きになる中で、わが国は安全保障の強化を急がなければなりません。第2次安倍政権は、安全保障体制の整備に着手し、国家安全保障会議の創設、特定秘密保護法の制定、集団的自衛権の一部行使容認、それらを受けて「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)の改定を行いました。昨年末には防衛大綱骨子を示し、国防力の強化に取り組む姿勢を示しています。そのためには国防予算の増大が必要であり、国民も理解すべきです。

4面 天録時評 「授業準備時間の確保で質の高い教育を
         教員の負担を減らす抜本的改革が不可欠」

 小中学校の教員は、部活動の指導など多くの仕事を抱え、中には過労死レベルの残業を余儀なくされている教員もおり、授業の準備時間は十分に取れていないのが現状です。このままでは教員の健康を害するだけではなく、子供たちによりよい教育もできません。部活動の地域スポーツへの移行や小学校の教科担任制の導入など、抜本的な教育改革で教員の業務負担の削減を断行すべきです。

5面 天録時評 「社会秩序を乱す同性婚の合法化
         男女の支え合いこそ大自然の法則」

 わが国でも同性婚の合法化を求める声が高まっていますが、同性婚を男女の結婚と同じ価値とするのは自然の法則に反しています。男女は本能的に支え合うように作られており、子供を産み育てて家庭を築くことで人類は存続することができるのです。これを支援し、守るために婚姻制度を法的に保護しているのです。同性婚は、人類存続や社会秩序の根幹を破壊するものだとの認識が不可欠です。

7面 天録時評 「若者の婚活支援の事業を
         行政は家庭内の生活に介入するな」

 「男は仕事、女は家事」という固定的性別分業が結婚を先送りさせるとし、山口県の男女共同参画課では「家事シェアリング」のような男性の家事を推進する手帳の作成に税金をかけています。しかし、若者が結婚を先送りする一番の理由は経済的負担感です。行政には、男性の家事推進という家庭への介入をやめ、所得の低い若者が結婚に魅力を持つような事業の推進が求められます。

3面 巷  露  「高まる中国の脅威」
6面 投  稿  「原子力の平和利用に向けた取り組み7
          二国間協定と核物質の国籍!?」
          日本核物質管理学会事務局長 岩本友則
7面 投  稿  「小さな種子の物語」⑮
8面 吉原恒雄拓殖大学元教授の国際社会を見る目282
         「米中の軍事衝突の可能性は低い
          日米同盟を基軸に対中外交を」
          /草木片232「子孫繁栄」


※皆様のご意見・情報提供(教育現場の声、地域の話題など)を編集部までお寄せください!!