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「日本時事評論」編集便り No.468 2025/02/07
1月24日に召集された通常国会の施政方針演説で、石破総理は「楽しい国を目指す」と述べました。しかし、ガソリン代も電気代も物価も高騰し、税金などの国民負担ばかりが増えています。「103万円の壁」と言われる所得控除やガソリン税等の見直し、公共投資の拡大など国家・国民を豊かにする施策を断行してほしいものです。それでは紙面案内です。(田村)
1・2面 天録時評「自国通貨建て国債 わが国の財政破綻はない
わが国経済の長期低迷は、官民の投資不足が大きな要因の一つです。それを招いた原因に、財務省の財政健全主義に政治も経済専門家もマスコミも縛られ、消極的な財政運営を続けたことがあります。しかも財務省は、国家財政と家計を同一視し、財政赤字が増えれば国家財政が破綻すると国民を脅すなど、経済理論を捻じ曲げて国民を委縮させ、貧困化を招きました。財政によって国民を豊かにするのが政治の役割、責任であり、経済や財政理論の正しい理解に基づき、国民の生命や生活を守るための政策実現には、これまでの財務省主導の財政運営の大転換が必要です。
3面 天録時評 「建国記念の日 由来を知り、感謝の心の涵養を
わが国が平和で安定した治安の下、国民が豊かな生活を享受できているのは、国家があり先人先祖が平和な世の中を維持する努力をしてきたからです。2月11日の「建国記念の日」を迎えるにあたり、その建国の由来や意味を今一度振り返り、国民の祝日に関する法律(祝日法)に掲げる「建国をしのび、国を愛する心を養う」一助としたいと思います。同時に、その心の発露として建国記念の日に各家庭で国旗を掲げて祝意を示すことを呼びかけます。
4・5面 講演録「いずみ会東京班・新春勉強会より
『日本時事評論』の支援団体「いずみ会」の東京班が、新年最初の行事として、国会議事堂の見学会と併せて皇室に関する勉強会を開催しました。勉強会では、平沼正二郎衆議院議員秘書の福井慎二氏が「皇室のご聖徳を仰ぐ」と題して講演しました。昭和100年、終戦80年の節目に皇室や英霊について振り返るべく、講演要旨を紹介します。
6面 天録時評 「教育基本法の目標に沿う教育振興基本計画を
教育基本法が改正されて19年が経ちます。この間、国や地方自治体は教育基本法に掲げられた「教育振興基本計画」を策定し、教育活動を行ってきました。しかし、その実態は「道徳心を培う」や「わが国の郷土を愛する」などの教育基本法の目標が十分に反映されているとは言い難いものです。また、教育施策の評価についても評価基準や方法が明示されておらず不十分です。国民に教育基本法改正の意義を広めるためにも、評価の基準と結果を公表すべきです。
2面 巷 露 「落ち続ける月」
※編集便りのメール配信をご希望の方は、jijihyoron-3@river.ocn.ne.jp(編集部:田村)までご連絡ください。
1・2面 天録時評「自国通貨建て国債 わが国の財政破綻はない
経済の長期低迷を招いた
財務省主導財政の大転換を」
わが国経済の長期低迷は、官民の投資不足が大きな要因の一つです。それを招いた原因に、財務省の財政健全主義に政治も経済専門家もマスコミも縛られ、消極的な財政運営を続けたことがあります。しかも財務省は、国家財政と家計を同一視し、財政赤字が増えれば国家財政が破綻すると国民を脅すなど、経済理論を捻じ曲げて国民を委縮させ、貧困化を招きました。財政によって国民を豊かにするのが政治の役割、責任であり、経済や財政理論の正しい理解に基づき、国民の生命や生活を守るための政策実現には、これまでの財務省主導の財政運営の大転換が必要です。
3面 天録時評 「建国記念の日 由来を知り、感謝の心の涵養を
各家庭で国旗を掲揚して祝意を表そう」
わが国が平和で安定した治安の下、国民が豊かな生活を享受できているのは、国家があり先人先祖が平和な世の中を維持する努力をしてきたからです。2月11日の「建国記念の日」を迎えるにあたり、その建国の由来や意味を今一度振り返り、国民の祝日に関する法律(祝日法)に掲げる「建国をしのび、国を愛する心を養う」一助としたいと思います。同時に、その心の発露として建国記念の日に各家庭で国旗を掲げて祝意を示すことを呼びかけます。
4・5面 講演録「いずみ会東京班・新春勉強会より
昭和100年・終戦80年
『皇室のご聖徳を仰ぐ』(上)
常に国民の安寧と国土安泰を祈られる」
『日本時事評論』の支援団体「いずみ会」の東京班が、新年最初の行事として、国会議事堂の見学会と併せて皇室に関する勉強会を開催しました。勉強会では、平沼正二郎衆議院議員秘書の福井慎二氏が「皇室のご聖徳を仰ぐ」と題して講演しました。昭和100年、終戦80年の節目に皇室や英霊について振り返るべく、講演要旨を紹介します。
6面 天録時評 「教育基本法の目標に沿う教育振興基本計画を
施策評価も具体的な基準や
方法の明記が不可欠」
教育基本法が改正されて19年が経ちます。この間、国や地方自治体は教育基本法に掲げられた「教育振興基本計画」を策定し、教育活動を行ってきました。しかし、その実態は「道徳心を培う」や「わが国の郷土を愛する」などの教育基本法の目標が十分に反映されているとは言い難いものです。また、教育施策の評価についても評価基準や方法が明示されておらず不十分です。国民に教育基本法改正の意義を広めるためにも、評価の基準と結果を公表すべきです。
2面 巷 露 「落ち続ける月」
7面 天録時評 「火葬場増設で『火葬待ち』改善を
成功例を基に住民の理解促進が不可欠」
役立つ最新用語81
「避難所の生活環境を保持する
『スフィア基準』」
8面 日本の肖像122 帝国軍人の模範となる
乃木希典(中)
「己に対して一点の非も許さず、
修行者の人生を送る」
歴史家 鈴木旭
〈本文の全文(PDF)は2月14日に掲載予定です。〉
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