時の流れの羅針盤 日本時事評論
「日本時事評論」編集便り No.406      2022/07/01 
 参議院選挙が六月二十二日に公示されました。選挙権が18歳までに引き下げられてから3回目の参院選になりますが、前回の参院選では18歳が約35%、19歳では約28%と若者の投票率は低調です。「自分の一票で政治は変わらない」など、政治に興味関心がないのが低投票率の一因として挙げられます。若者に政治への興味関心を持たせる方法の一つは、学校で国の政策課題などについて現状を調べ、解決方法などを議論する場を持つことです。教員による一方的な価値観の押し付けは排除しつつも、政治をタブー視しない教育が必要です。それでは紙面案内です。(田村)

1・2面 天録時評「岩国メガソーラー
       環境破壊で大災害のおそれがある工事を放置するな
           重要なインフラ事業への外資の参入禁止を」

 大規模太陽光発電(メガソーラー)の建設で広大な山林が削り取られ、環境破壊や土石流の発生などへの不安から全国各地で反対運動が起こっています。山口県岩国市美和町の広大な建設工事は環境影響評価も経ておらず、雨が降れば周囲に土砂が流れ出るなどの被害が出ていますが、山口県は何の対応もしていません。熱海のような盛り土崩壊事故を防止し、環境を保全し、住民の安全や生活を守るために、山口県は一旦工事を停止させ、盛り土などの安全性の調査などを行うべきです。

3面 天録時評 「共同親権制度こそ子供の利益確保
         離婚後も子供と交流して養育に責任を」

 「子供の利益の確保」の観点から離婚などに関する制度の見直しを検討している「法制審議会・家族法制部会」で、「親子断絶」や「子供の連れ去り」を促進しかねない議論が展開されています。しかし、離婚後であっても父母双方が子育てに関与していくことが子供の成長にとって望ましく、世界の趨勢は共同親権・監護制度の導入です。離婚後でも両親と交流できるようにするために、速やかに法改正に踏み切るべきです。

4面 天録時評「多文化共生 文化や生活習慣を受容する同化政策を
        異文化受容を強調しすぎるな」

 多文化共生は簡単ではありません。異文化尊重をし過ぎた欧米の失敗から学ばなければなりません。受け入れる側の異文化受容も必要ですが、入ってくる外国人もその国の文化や生活習慣を理解し、尊重しなければなりません。相互理解のための言葉をはじめとするわが国への同化政策の強化も重要です。

5面 天録時評 「平和と安全を守るために防衛費の大幅増を
         命を守る個人装備品の近代化も急げ」

 共産党などの護憲派が「戦争をする国にするな」と叫んで国防費の増額に反対しています。しかし、他国に「日本は戦争ができる」と思わせなければ、自衛隊は張子の虎で抑止力にはなりません。武器弾薬の備蓄も乏しく、様々な兵器や命を守る個人装備品の近代化までもが遅れているのが自衛隊の現状です。平和を守る抑止力向上のためには、防衛費の増額は不可欠です。

1面 天録時評  「ウクライナ国民とともに経済制裁という戦いを
          歴史を逆行させないために我慢の時」
2面 巷  露  「お米を食べると馬鹿になる!?」
6面 天録時評  「盧溝橋事件 日中全面衝突の発端か?
         「中国側の攻撃に応戦して泥沼に突入」」
7面 天録時評  「小麦よりも栄養価が高い米
          健康と食料安保のために米中心の食生活へ」
7面        役立つ最新用語㉓ 
         「災害発生危険度情報『キキクル』」
8面 日本の肖像60 本願寺八世・蓮如上人(上)
         「親鸞以来の正統と本流意識に驕らず
          門徒衆に見放された本願寺を建て直す」
          歴史家 鈴木旭


〈本文の全文(PDF)は7月8日に掲載予定です。〉
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