時の流れの羅針盤 日本時事評論
「日本時事評論」編集便り No.389      2021/10/15 
 新型コロナウイルス感染拡大の第5波では、過去の感染拡大と比較して重症化率や死亡率は大幅に減っています。例えば大阪では、第4派の重症化率は約3.2%だったのに対し、第5波では約1%でした。ほとんどの感染者が無症状か軽症で、経口薬も開発されている中、かかりつけ医で治療できるようになれば、医療の逼迫も防げます。政府は、新型コロナウイルス感染症対策はもちろん、経済活動との両立にもっと力を注ぐべきです。それでは紙面案内です。(田村)

1面 天録時評 「供給不足による資源争奪戦に備えよ
         資源開発への投資の抑制が招く危機」

 EUが主導している地球温暖化防止のための脱炭素実現への急速な取り組みは、化石燃料や金属資源などの供給不足を招くのは必至です。資源争奪戦や価格高騰によって、資源を持たない国は経済危機を迎え、エネルギーの入手が困難となる貧困層は命の危機にも直面します。政府は、努力目標である46%の温暖化ガス削減のために、国民生活や経済を犠牲にしてはなりません。わが国は、欧米各国に漸進的な脱炭素への取り組みを訴えていくべきです。

2面 天録時評 「言論を封殺するTBSテレビの中東特派員
         イスラム教やタリバンを弁護する専門家たち」

 わが国には、タリバンを支援したい、あるいはタリバンを利用して米国を中心とする国際秩序を破壊したいと思っている中東やイスラム教に関する専門家が少なくありません。しかも、そうした専門家がテレビや新聞などに多く登場します。イスラム教や中東情勢への知識や情報の不足に付けこむタリバン擁護やイスラム教礼賛の主張に踊らされないように警戒する必要があります。

3面 天録時評 「貧富の格差是正で活力ある社会を
         富裕層優遇の金融所得税の税率見直しが必須」

 わが国では、新型コロナウイルスの感染拡大により経済活動の自粛が余儀なくされ、その影響を受けて国民の貧富の格差が拡大しています。国民の消費活動を活性化させ、わが国の経済を復活させるためにも国民の所得格差の是正が急務です。そのためには、格差を拡大している金融所得税の税率を見直し、所得の再配分機能の復活が不可欠です。

4面 天録時評 「共産党は暴力革命を放棄せず
         統一戦線戦術で共産政権を目指す」

 共産党は結党以来、マルクス・レーニン主義の党であるという本質は変わっていません。暴力革命を放棄したとの共産党の主張を真に受けるべきではありません。統一戦線戦術によって、立憲民主党を利用して野党連合政権を樹立した後、共産主義政権の誕生を画策しています。

5面 天録時評 「読書が理論的思考力を磨く
         答えのない社会を生き抜くために」

 社会が急速に変化し、様々な情報が飛び交う現代社会を生き抜くために、私たちには複雑な問題について筋道を立てて考え、解決していく論理的思考力が求められています。その力を養うには、読書が有効であることが脳科学の研究などから分かっています。スマートフォンの普及などにより、読書の機会が減ってきている中、今一度、本を読むことの価値を見直し、読書習慣を身に着けることが大切です。

2面 巷  露  「暗礁に乗り上げる中国経済」
6面 天録時評  「空気感染対策の強化徹底を急げ
          公共の場での不織布マスクの義務化を」
   解  説  「イスラム教徒とイスラム社会の初歩②
          イスラム教の三大聖地」
7面 天録時評  「いじめ防止 タブレットの管理徹底を
          親による自己肯定感の涵養が不可欠」
          役立つ最新用語⑦
         「議院内閣制を守る『党議拘束』」
8面 日本の肖像㊸ 本間光丘(上)
         「人と、カネを活かす経営術で
          永く家運と家を栄えさせる道を拓く」
          歴史家 鈴木旭


〈本文の全文(PDF)は10月22日に掲載予定です。〉
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