時の流れの羅針盤 日本時事評論
「日本時事評論」編集便り No.446      2024/03/01 
 2月11日の建国記念の日には、全国各地で奉祝行事があり、政治家や有識者による講演も多数開催されました。弊社にも奉祝行事の報告が多数寄せられましたが、憲法九条の改正を訴える内容の講演が多く行われていました。今の国会の現状を見ると、自民党の「政治とカネ」の問題の解明が、予算審議よりも優先されているような状況です。政治資金規正法などの法改正は特別委員会を設置し、予算審議も憲法改正審議も進めるのが国会議員の責務です。それでは紙面案内です。(田村)

1・2面 天録時評「人を大切にする日本式経営を取り戻せ
          米国流経営の模倣が不正続出の原因」

 わが国の有力企業で不正が続発し、国民も自信を失っています。これはバブル崩壊後に日本式経営を捨てて、株主の利益を第一とする米国の経営方式や制度を導入したことが原因の一つです。改めて日本の文化、風土の中で構築され、人を大切にする世界でも最先端を走ってきた日本式経営を見直すべきです。社会に役立つという目標を経営者と労働者が共有し、相互信頼や一体感を持った経営を目指すことが求められます。

3面 天録時評 「エネルギー基本計画の改定に向けて②
       原子力政策=前編 政府が原子力政策の方針明示を
       新増設計画の推進こそが最重要」

 第7次となる次期エネルギー計画では「原子力政策の明確化」が避けては通れません。ますます混迷化する国際情勢の中で、温暖化ガスの排出削減と経済成長の両立を実現していくには、「原子力の最大限活用」に政府、事業者、国民が一体となって取り組むことが、資源小国であるわが国にとって最重要だからです。現行の第6次エネルギー基本計画で前期から踏襲された「可能な限り原子力依存度を低減する」の一文は削除し、政府の本気度を示し、国民に協力を呼びかけることが必要です。

6面 天録時評 「食料不足改善に役立つ遺伝子組換え技術
         政府は正しい知識の普及と理解促進に全力を」

 世界の食料事情を大きく改善する可能性を秘めているのが遺伝子組換え作物の開発です。わが国では、遺伝子組換え食品に反対する人も多く、バイオ技術から撤退する企業も増えています。政府は、遺伝子組換え技術に対する正しい知識や理解促進への取り組みを強化すべきです。

7面 天録時評 「尖閣諸島に有人施設をつくれ
         自衛隊への退去警告は実効支配表明と同じ」

 今年に入り、中国海警局の艦船が尖閣諸島周辺のわが国の領空内を飛行中の自衛隊機に向かって「退去警告」を行いました。明らかに、中国による実効支配を表明する行為です。わが国は、海上保安庁の巡視船による警備を強化していますが、それだけでは尖閣諸島の実効支配は脆弱です。人が駐在できる施設をつくり、実効支配を強化しなければなりません。

2面 巷  露 「積極的格差是正措置の限界」
4.5面 地域便り「各地で建国記念の日を祝う式典が開催
         自国を愛し誇りを持つ必要性を訴える講演も」
7面 天録時評  役立つ最新用語62
        「独り身の不安を解消する
        『死後事務委任契約』」
8面 日本の肖像100 国学の基礎を固める 賀茂真淵(中)
        「『古道』から人間の在り方を学び、
         大自然に順応する『惟神道』を説く
         歴史家 鈴木旭


〈本文の全文(PDF)は3月8日に掲載予定です。〉
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