時の流れの羅針盤 日本時事評論
「日本時事評論」編集便り No.500      2026/06/05 
 沖縄県辺野古沖で、研修旅行中の同志社国際高校の生徒と船長が死亡した転覆事故を受け、文科省は、同校の平和学習について、政治的中立を定めた教育基本法14条2項に違反すると認定しました。当然の対応ですが、朝日新聞は社説で、平和教育など政治課題を扱うことへの萎縮が広がる恐れがあると主張しました。この際、朝日新聞と同じような「自衛隊は人殺し」などと教える反自衛隊や原子力発電を原爆と誤解させるような反原子力、「日の丸の赤は血、白地は白骨」などと教える反日の丸などの偏向した政治教育をしてきた教員には是非とも委縮してほしいものです。それでは紙面案内です。(田村))

1面 天録時評「武器輸出解禁 技術立国・日本の生存戦略
       情緒論を脱し、積極的平和主義に基づく国防体制へ」

  ウクライナ情勢や台湾海峡の緊張で、核保有国に囲まれたわが国周辺の安全保障環境は厳しさを増しています。この現実を前に「武器=悪」といった思考停止の平和主義では国家の存立を危うくします。今議論されている防衛装備移転三原則及び運用指針の改正と、それによる戦闘機などの武器輸出解禁は、日本が自律的国防へと脱皮する契機です。今こそ積極的平和主義に基づき、わが国と国際社会の平和と安定、繁栄に寄与する防衛体制の構築が求められます。

2面 天録時評「国歌『君が代』に誇りを!!
        国の安寧を祈った世界で稀な歌」

 外国の国歌は戦いや勝利を歌っているものが多い中、日本の国歌「君が代」は、国の平和と安寧、そして国民の安寧を願った歌です。今日、われわれが平和を享受できているのも日本という国家があってこそです。その感謝の意を行動で示すためにも、大人がもっと「君が代」の意味を理解し、国家に誇りを持ち、国歌を斉唱する機会があれば、声に出して歌いたいものです。

3面 天録時評「『天皇』についての基礎講座①
       日本の背骨――『天皇』という奇跡~
       王朝交代なき2千年の歴史~」

 現在の日本の学校教育では「日本神話」や「天皇」の本質について深く学ぶ機会がほとんどありません。自国の成り立ちや中心軸を知らないままでは、国際社会において「日本人としてのアイデンティティ」を堂々と語ることはできません。本講座では、世界史の視点からみても極めて特殊性を持ち、長い歴史を通じて私たち日本人と深く結びついてきた「天皇」とはどのような存在なのかについて、改めて考察します。

7面 天録時評「少子化問題 家族中心の社会の再構築を
   本能である生殖や子育てを重視せよ」

 わが国の少子化がもたらす人口減少が加速度的に進んでいます。出生数は過去最低を更新し、将来人口は国家の基盤を揺るがす水準まで減少すると予測されています。少子化の要因の一つである未婚の増加に歯止めがかからない背景には、結婚や子育てを「自由の制約」と捉える人の増加があります。人間の本能である生殖や子育てを重視し、家族を中心とする社会の再構築がいま求められています。

2面 巷  露 「みんなで仲良くやりましょね♪」
4・5面 レポート「緊迫するイラン情勢の中、日米の絆を確認!
   5月3日 フレンドシップデー2026を岩国基地で開催」
6面 太平通信9「人的資本活性国家――
     人の勤労意欲・能力と生き甲斐を引き出す、
     本当の福祉国家への転換」著述家・拝太平
8面 日本の肖像 153 三木武吉(上)
        「吉田茂流ワンマン政治と戦いながら
         保守勢力の大合同を実現する」
         歴史家 鈴木旭

〈日本時事評論 第2089号PDFは6月12日に更新します。〉
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